「長岡の教科書 数学I+A 全解説」は知識のあり方を説いた名著
スカゼミで高校数学の勉強会を開催していたので、教科書になっている「長岡の教科書 数学I+A 全解説」を購入しました。
- 作者: 長岡亮介
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: 単行本
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現在の進捗は序文を読み終わり、
「1: 整式」を読了、例題を説いたところでまだまだ序盤なのですが、
序文の内容が数学の枠を超えて学問、知識のあり方を論ずる内容になっていて素晴らしいです。
論語の冒頭を引き合いに出し、
学問の背景を削ぎ取り大学入試の手段として強制されるものとなってしまった学校教育に対しての憂い、学ぶ事本来の喜び、尊さを説いており、
グッと来るものがありました。
↑僕の説明では浅はかな印象になってしまっていますが、
音声講義と合わせて、豊かな文面でそういった哲学が語られています。
数学I+A以降も長岡の教科書で勉強したいと思いました。