海外のコミュニティに混じってコードを書く事が純粋に楽しかった
※海外のコミュニティに混じったというのは嘘です(タイトルに偽りあり)
仕事でTypeScriptを使ったSymfonyプロジェクトを立ち上げており、
ビルドツールのWebpackをSymfonyと結合したい(Asseticを外して)というニーズがあったため、
チームメイトに教えてもらったこちらのBundleを導入しました。
シンプルでドキュメントもしっかりしており、良いBundleなのですが、TypeScriptのコンパイルに必要なts-loader
というモジュールに対応していない!
単純な構造だったので少しコードを加えると無事TypeScriptがコンパイルできた(ノ>▽<。)ノ
こうなるともちろんPullRequestを送って本体に取り込んで貰いたくなるのが自然ですよね、
いつかはしてみたかったOSSへのコントリビュート(´▽`)
このBundleを採用するにあたりSymfony+Webpackという国内では情報が無い組み合わせを2時間くらい英語でひたすら検索しました。
上手く説明出来ないんですが、英語で調べるうち英語への抵抗が無くなり、
英語への抵抗が無くなるとエンジニアリングに対してこれまで感じた事の無い楽しさを感じる事が出来ました。
おそらく、これまで僕のエンジニアリングって流行のツールのHow Toを日本語で調べて、「これは古いバージョンの記事だ」とか「やろうと思っている事と微妙に違う」だとかピントのズレた情報をかき分けて用途に合った情報を抜き出してくるだけの作業だったのだと思います。
無意識にそのツールに対しての草の根の意見(githubのIssue)や日本語がカバーしていない世界、本体へのコントリビュートなどへの関心を遮断し、
ストレスを抱えながら検索エンジンでひたすら日本語のHow Toを探すという行動が僕の"プログラミング活動"だったのです。
それはただ無意味にDSLと格闘し、消耗していただけで、何のクリエイティビティもありませんでした。
まだ理由を完全に説明する事は出来ないのですが、
英語圏への抵抗を完全に廃した事によって、より創造的な、深いソフトウェアエンジニアリングの世界へ入って行ける確信と喜びを得られた事を感覚が消えないうちに残しておきます。