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ATOM: gitignoreしたファイルを表示する方法

ATOMエディタはデフォルトだとgitignore対象のファイルがtree view(左のファイル一覧)に表示されず、
ファイル検索にもヒットしません。

そのためbundlerやcomposerで落としたパッケージのコードを読む時などは少し工夫が必要です。
PHPsilexというフレームワークを例に解説して行きます。

1.gitignore対象をtree viewに表示

preference → Packages → tree-viewの[Settiongs]ボタン

よりtree viewの設定画面へ遷移し、Hide VCS Ignored Fileのチェックを外す。

f:id:hibiki_koyo:20150429204306p:plain

gitignore対象のvendorディレクトリ以下がtree viewに表示されました。

f:id:hibiki_koyo:20150429204512p:plain

2.tree viewのgitignore対象を見やすい色に変更する

現状のままでは背景のグレー色と重なりファイル名が読みにくいので見やすい色に変更します。

preference → Themes → [your stylesheet]クリック

f:id:hibiki_koyo:20150429205315p:plain

カスタマイズ用のCSSファイルが開きます。
webフロントエンドと同じ要領で変更したい箇所のセレクタ、色を指定します。

f:id:hibiki_koyo:20150429205807p:plain

対象のセレクタATOM上でdeveloper toolを起動して調べました。
今回は緑色に変更しました。

f:id:hibiki_koyo:20150429210135p:plain

3.gitignore対象をファイル検索にヒットさせる

ATOMcmd +Tで開きたいファイルをプロジェクトからインクリメンタルサーチ出来るのが便利ですよね。
gitignore対象ファイルが検索に含まれるように設定を変更します。

preference → Settings → [Exlude VCS Ignored Paths]のチェックを外す

f:id:hibiki_koyo:20150429210749p:plain

ファイル検索にgitignore対象のvendorディレクトリ以下がヒットするようになりました。

f:id:hibiki_koyo:20150429211121p:plain

以上で設定が完了です。
無事gitignore対象外のファイルと同様に読むことができるようになりました。